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ノーベル賞の季節になると再び「高価な抗がん剤」の話題になるかもしれませんが、昨日に続いて『外来』による『抗がん剤』の件を書いてみようと思う国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。

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昨日の記事で医療保険の限界について触れました。
簡単に書けば、一般的な医療保険「入院給付金」+「手術給付金」では、外来での抗がん剤治療には無力である、そんな感じです。

では、がん保険に加入していれば大丈夫なのか?
その話しです。

皆さんのがん保険の『保障内容の中身』をチェックしていかねばならないのですが、どこからチェックすべきか?

まずは『通院給付金の保障内容』のチェックですね。
最近でこそは『通院保障、日数無制限で!』というがん保険も発売されていますが、以前のタイプだと『○○日で打ち切り』といった制限があります。

その制限よりも重要なのは、保障金額のこと。
通院したら5,000円/日や10,000円/日といった商品が多いかと思います。

住んでいる場所にもよりますが、タクシー代程度で消えてしまう金額かもしれません。

通院給付金が『外来』による『抗がん剤』にどこまで役立つか・・・と言えば、無いよりはあったほうが良いという感じでしょうか。

そうなると『診断給付金』を切り崩しながら『通院での抗がん剤治療の自己負担』に充当することになるでしょう。
『がん』と診断されたら100万円給付・・・とかいうアレです。

仮に100万円の場合として、それを『健康保険の高額療養費制度』で割り算しながら『○ヶ月の医療費に充当』と計算していくわけです。
がんの闘病期間というか、5年・10年は病院に通い続けることになります。

この診断給付金が『1度きり』の場合、その計算も難しくなるかもしれませんね。

がん保険に加入しているから大丈夫か?
旧タイプのがん保険の方は、『外来』による『抗がん剤』治療のことを考えたほうが良いと思います。

加入してから10年経過、20年経過。
そのまま放置してあれば、良くも悪くも『そのまま』です。

あれから確実に10歳・20歳の年齢を刻んでいるわけです。
医療の現場も、徐々に・劇的に治療方法が変わりつつあるようです。

このまま放置で次の10年・20年後になれば、その傾向はさらに顕著でしょう。

結局は『お金の話』です。
『お金を気にせず治療を受けられる財力』がある方ならまだ良いかもしれません。
そうで無いのなら、やはり『保険』について考えるべきだと思います。

一回投与で73万円とか(苦笑)
http://toyokeizai.net/articles/-/76623
1回で高額療養費上限にタッチする方がほとんどでしょう。
効き目も高いが値段も高い・・・

この傾向は今後もまだまだ続き、さらに高価な抗がん剤が出るとか出ないとか、某ラジオで言ってました。


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