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最近のある経験から、新入社員当時に教わった数々の記憶が目覚めた国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。

私が新卒の、新入社員の頃の話です。
某メーカーに就職し辞令(?)をもらった配属部署は「部品の調達先の選定・調達価格の決定」をする部署でした。

当時はバブルの名残がある時代でした。
そんな時代背景もあり、新入社員研修が終了してすぐに「2年間 経理実習」という形で親会社に当たる大手電機メーカーの茨城県の現ひたちなか市へ。

その大手電機メーカー時代は嫌で嫌で仕方が無かったのですが、経理部の中で「原価計算」というものに携わりました。
そこで学んだ理屈は、2年の研修明けの業務に役立った点は認めます。

あの工場での経理時代。
数々あった変な格言の中で「後工程はお客様」というものがありました。

トヨタ流でいう「前工程は神様、後工程はお客様」から来ている言葉です。

その趣旨はこんな感じ。
前工程の人は、自分に仕事をくれる「神様」
自分の仕事を引き受けてくれる後工程の人たちは全員「お客様」

工場でも事務関連でもどれも共通で使える考えです。
前工程の件はともかく、後工程への仕事の流し方です。

後工程での作業を考えた場合、どんな風に流せば「お客様」が気分良く仕事をできるのか。
「形」だったり「配置」だったり、作業しやすい形でお客様に納品するのは常識だという考え方です。

この考え方がないと、「後のことは知らねえよ」的に各所で大きな無駄が生まれます。
作業しにくい形で引き継げば、その工程での作業前に「もうひと仕事」が生まれるわけです。

一事が万事。
至る所に「二重作業」などのムダが発生し、作業効率は悪くなり・作業の速度が下がり、加工賃は減りません。

それによって作業項目が増え、業務が雪だるま式に増えていきます(笑)
当然ではありますが、価格競争力がアップすることはありません。


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