もう過ぎ去ったことですが、長男がコロナ陽性になった生命保険代理店asimomy店長の矢口です。これだけの感染者数なので、高校3年生が楽しく過ごしていたら陽性になるんだなぁと実感しました。
次男の高校受験の頃じゃなくて良かった、それだけは思います。
発熱
◯月◯日の水曜夜。
外出だった私に「長男39度」の連絡が届きました。
病院はすでに閉まっている時間だったので、まずは解熱剤をドラッグストアで購入して帰りました
どこの病院に行くか?
まず東京都福祉保健局 診療・検査医療機関の一覧を見ながら近所の病院を把握しました。
ただ診察時間がお昼頃だったりするので、早く病院に連れて行こうという親心(?)から朝から診てくれる病院・できるだけ近い病院を探しました。
結局はWEBで見つけた大きめの近くの病院で「発熱対応」を行っている旨を発見したので、翌朝に電話することに。
木曜の朝、発熱外来へ
8時半すぎに病院へ「発熱外来は受診できますか?」と電話。
「受診OKです。ただし9時から電話のみで受付開始です」とのこと。
9時ちょうどにあらためて電話をかけて、9時半からの受診予約が取れました(電話はとてもつながりにくい)。
電話で「ワクチン接種の有無・症状・アレルギー」などの問診を受け、診て頂きました。
言うまでもなく、鼻にブスッと刺すPCR検査を受ける。
病院「PCR検査もすごく混んでて、明日(金曜)には結果が出ない可能性が高い」
病院で検査を受けた後から家族全員、対面での予定・約束は全てキャンセル。
土曜、陽性の診断確定
土曜に検査結果の連絡があり、予想通りの陽性。
主な連絡事項
「保健所からはショートメールでの連絡だけど、この番号を教えていいか?」
「自宅療養期間はいつまで、濃厚接触者はいつまで」
「うちさぽ東京のWEBサイトを見るように」
ほどなくして厚労省・保健所からショートメッセージが届く
保健所から「HER-SYS ID」と「アンケート」が届きました。
ただ「HER-SYS」のURLが届いておらず、調べるところから始めました。
事務的な対応スタート
土曜日に初めて「陽性者」「濃厚接触者」となり、報道の通り家族全員陽性になる準備を進めました。
- まず実家に連絡。もしもの時は食料の差し入れをお願いする可能性がある。
- 自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)へ食料品・パルスオキシメーターの配送申込
当時は「同居されている方や知人から買い物の支援を受けられない方、またはインターネット通販や宅配サービス等での食料品の調達が難しい方など、食料の調達が困難な方」の記載もなく、家族全員が外出できなくなるリスクに備えるために申込をしました。
保健所は忙しいらしい(笑)
日曜日にやってきた保健所からのショートメッセージ。報道の通り、てんやわんやの状況が伝わってきました。
- 基礎疾患等がない50歳未満の方については、自宅療養と自身での療養解除判断をお願いしています。
(保健所から電話連絡はありません)。 - 療養期間:発症日(体調悪化日)の翌日から10日間経過し、かつ症状軽快後72時間以上経過するまで。
その翌日に療養解除。
自分で判断してくれってことです(笑)
電話が来たら「我々家族はどうすればいい?」と聞こうと思いましたが、電話は来ないそうなので自己判断です。
本人はあっという間に平熱に、家族も発熱などの症状は一切なし
月曜日、保健所から何の連絡も無さそうなので、近所で家族のPCR検査(有料)を受けてきました。
火曜日、陰性の連絡。
この時点で「我が家のコロナ」は終わった気がしました(笑)
当の本人はとっくに熱も下がり、グダグダの休日です。
さあ、医療保険の請求だ!
長男の医療保険ですが、ついこの間に見直しの必要を感じて見直しをするつもりでいたのですが、高校3年生の男の子と会話がうまくできず、今に至っていました(苦笑)
加入していた入院給付金日額は7,000円/日です。
自宅療養期間の日数、それを証明するモノとは???
病院に入院したわけではなく、何を持って「自宅療養期間を証明するか」は保健所との電話が皆無なので、普通だったら頭を抱えていたかもしれません。
必要となる書類は以下のいずれかです。
- My HER-SYS(マイハーシス)の「療養証明書画面」
- 保健所等の公的機関あるいは医師が発行する「療養期間を証明する書類」
土曜日にやってきた「HER-SYS ID」の出番です。
このスクショをアップロードし、聞かれたことを入力して医療保険の申請は終了です。
10日間の療養で、計7万円の入院給付金
医療保険としては失敗
計7万円の入院給付金でしたが、普通に入院保障と考えると失敗ですね。
「コロナで治療費が掛からなかったし、自宅療養だからよかったね」って感じです。
普通の病気や怪我で10日間病院で入院をしていたら・・・
まず入院中の食事代がかかります。460円/食です。
460円 × 3回 × 10日 = 13,800円
10日で13,800円が入院中の食事代として必要です。
70,000円 – 13,800円 = 56,200円
差し引き、56,200円が治療費として使えるお金です。
この56,200円で病院への治療費をカバーできるかどうか、それは健康保険の高額療養費制度を意識しながら考える必要があります。
足りるかもしれないし、足りないかもしれない。
病院からの請求額MAXは分かっているのに、医療保険でカバーできるかわからないことが一番の問題です。
ここで解説はしませんが、入院給付金日額7,000円は健康保険制度から考えた理屈的な金額ではありません。入院給付金日額10,000円だとしても理屈的な合理的な保障ではありません。
たまたまコロナで自宅療養だったから良かった。
保険代理店を営むオヤジですから、子の保障としては失敗です。
見直し可能期間になったら、早急に見直しの手続きを行います。
入院はある日突然にやってくるので。
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