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8月も間もなく終了で、特段食欲も落ちず、秋に食欲増して肥えること一直線な予感がするasimomy店長の矢口です。
秋の(幼稚園)運動会。
パパ競技が怖いです・・・


先日、ある保険会社主催の代理店セミナーに参加してきました。
題目は働き盛りのがん

実際に闘病をされて、社会復帰をされた方のお話でした。
(まだ治療等は続いている)

いろいろと参考になった話がありましたが、あるフレーズが印象的でした。

(手術が成功して退院後に)治って良かったね!
周りの印象ですよね。

無事に退院できて良かった・・・
ドラマを見ても、通常の感覚はこれに近いと思います。

が、その講師の方は言ってました。
がんは切ってから始まる病である。
放射線治療や抗がん剤、副作用や定期検査等々、5年・10年単位での闘病のスタート。

患者本人と周りの感覚の相違。
職場で居場所を失い、退職・転職を余儀なくされる方も少なからずいらっしゃるようです。

この話を聞いて、ぴったり思い出したことがありました。

私の実父(笑)

私の子が生まれつきの問題があり、2回の手術を行いました。
外科的な治療は早々と終わり、外来での投薬治療が続いていました。

今でこそ悩みの時期は過ぎましたが、術後しばらくは「原因不明の難病かも?」と経過を見ていました。

当然、親である私の心中は穏やかではありません。
不安で不安でたまらない時期が続いていました。

だけど、そんな時期に実家の父と会うわけで、不謹慎にも口を開くわけです。
思い出すと、今も頭に来ます(笑)

無事に治って良かったね~

悪意がないのは分かりますが、実際は全然治っていないわけで、一瞬忘れていた不安が強烈に蘇ってました。

その件とまるで同じですね。

実際の経験者の話を聞き、大変参考になりました。
がん経験者はいても、直接質問できる内容でもありませんから。

テレビドラマを見ていても、「手術は成功しました!」で終わるのがほとんどですが、やっぱり現実は異なるようです。


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