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来週、世間を騒がすであろうLet’s talk iPhoneとは全く関係ありませんが、久々に(?)保険のことを話しましょう(笑)

先日、あるお客様からお電話がかかって来ました。
「三大疾病の保険を解約したいのですが・・・」

ご勤務先の健康保険制度などを踏まえ、私も私なりに一生懸命に考えた保険でしたが、お客様のご意見は尊重し、書類発送をしました。
(現在もリアルタイムで進行中の案件です)

概要を軽く聞けば
 1.会社の福利厚生制度で保険見直し勉強会みたいのがあった。
    (多分、その企業系の代理店の集団販売会のような集まりだと思われる)
 2.その担当者いわく「三大疾病保険は、ほとんど死亡に近い状態でないと出ないんですよ。
   だから、もっと身近な病気やケガ、がんに備えましょう。」

企業系の代理店ということで、生命保険の販売は法律で禁止されているのでできませんから、がん保険や医療保険という第三分野商品に落とし込んだようです。

その企業さんの健康保険は非常に恵まれています。
いざ病院にかかったとしても、月25,000円以上の負担はありません。
(ご加入時には月20,000円でした)

当時の結果として、よく聞く普通の病気やケガよりも、家計に対して経済的なダメージを与えやすい三大疾病保険で備えましょうかって流れだったはずです。

その、いわゆる三大疾病保険の支払要件の概要は・・・
1.がん(悪性新生物)
2.脳卒中で「所定の状態になったら」
3.急性心筋梗塞で「所定の状態になったら」
4.死亡or高度障害時

この「所定の状態になったら」という点の解釈を深めないといけません。

2.脳卒中の所定の状態って?
脳卒中を発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日から
その日を含めて60日以上、
言語障害等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと診断されたとき。

3.急性心筋梗塞の所定の状態って?
急性心筋梗塞を発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日から
その日を含めて60日以上、
労働の制限を必要とする状態が継続したと診断されたとき。

※詳細は約款等をご参照下さい。

この面倒くせえ60日ルールをどう捉えるかが重要なことだと思います。

a)非常に厳しいハードルですので、もっと簡単な要件で緩くても給付されるものを。
b)その60日以下の場合は不幸中の幸いということで。

どっちも無責任な感じですね(笑)

少し時間を遡って、今年のGW頃のこと。
当時47歳のお客様からメールが来ました。

急性心筋梗塞で入院・手術をしたので手続きをしたい。

1週間程度の入院で、すでに退院。
ご連絡の時点では、もう既に働かれている様子でした。

デリケートな問題につき、デリケートに対応(したつもり)。
まずは入院と手術給付金から。

こちらは問題なく、ほどなく給付されました。

ずっと気にしていたのが、三大疾病の一時金(生前給付)のほう。
メールで、電話で、対面で、しつこいほどにある言葉をお客様に繰り返し申し伝えました。
そのある言葉をドクターに対し、お客様の口からお客様のこととして伝えてくれと。

で、昨日。
お金を振り込む旨、保険会社から連絡が来ました。

別にもめていませんが、60日経過後の外来でドクターにご確認いただき、その次の外来時に診断書を依頼して、その次に・・・的な具合で長々と時間がかかってしまいました。

私も電話でお話し、対面でお会いしておりますが、死を感じるような状態では決してありません。
胸を開かずの手術ですし、いたって普通です。

ある言葉を忠実にドクターにお話しくださっただけのようです(笑)

解約されてしまうと、当然ですがお手伝いは何もできません。
新担当者がやってくれることでしょう。
ひとつだけ言えることは、先の三大疾病の件でお客様のお手伝いができて良かった・・・それに尽きます。

私は現在41歳ですが、47歳なんてすぐそこです。
詳しく症状・経過をヒアリングしてしまいましたよ(笑)

保険は愛だ!
ご主人が奥様やお子さんに「遺す」ことに注目が集まりやすい言葉ですが、我々も愛を持ってやってます。

保険を販売する側も、愛を持ってやっています。

Let’s talk Life insurance
本ブログで次回触れるのはいつの日でしょう(笑)


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