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年に数回、「海外旅行保険扱ってないですか?」と質問を頂戴する生命保険代理店asimomy店長の矢口です。
アフラックの海外旅行保険は無く、生命保険代理店でございます(笑)

個人的に・・・という程度の詳しさです。

赴任ではなく、いわゆる数日単位の海外旅行。
過日も書きましたが、入院や治療を受けると大変な高額請求の可能性があります。
旅費に比べれば大した金額でもないでしょうから、準備しておいて損はありません。

私個人が海外旅行に行く前、まずクレジットカードの付帯保険を調べてみます。

クレジットカードの保険には、大きく分けて「自動付帯」「利用付帯」の2種類が存在しています。
専門用語が出てくると耳と目を塞ぎがちですが、もう少しだけ勉強が必要です。

自動付帯とは、勝手に補償が付いてくる内容です。
意識しなくても補償のが得られますので、うっかり屋さんには欠かせません。

利用付帯とは、その「旅行代金」をそのクレジットカードで決済することで補償が得られます。
利用付帯な内容のクレジットカードを使う場合、言葉の定義を含めて、もう少しだけ調べてからの出発をお勧めします。

自身の財布からお金を出さなくても、クレジットカードである程度の補償が付いていれば少しは安心ですね。

そのクレジットカードの補償内容を見比べていけば、どの補償に不足感があるのか、イメージが生まれてくることでしょう。

私なんかは、海外旅行中の死亡補償には興味がありません
普通に加入している生命保険+クレジットカードの補償で十二分だと考えています。

海外旅行中だからといって、上乗せ補償は要らないでしょう。
必要であれば、普通の生命保険で保障を用意すべきです。

あれこれ見ていくと、治療費用の部分が心配ですよね。
この部分だけオーダーメイドで補償を増やせば安心でしょう。

海外旅行保険付きのクレジットカードを複数枚持っている方は、もう少しだけ勉強してください。

例えば、
アフラックの医療保険EVERで入院給付金日額5,000円
オリックス生命の医療保険新CUREで入院給付金5,000円

こんな医療保険に2本に加入している方がいたとします。
入院したら、問題なく計10,000円/日の給付金が受け取れます。

生命保険の死亡保障でも同じですが、損害保険の分野では少し考え方が違います
海外旅行保険は、損害保険分野の商品です。

死亡保険金2,000万円のクレジットカードを複数枚保有していても、クレジットカードの枚数分掛け算で増えるわけではありません。
上限2,000万円として、遺族へ支払いです。

治療費用の補償はどうでしょう。
200万円上限のクレカを複数枚保有していた場合ですね。

この場合、お持ちのクレジットカード会社に確認してみましょう。

私も保有しているJCBには、こんな記載があります。
http://www.jcb.co.jp/loan/hoken/futai_hoken/hoken_qa.html#OVERSEAS14

Q14:カード自動付帯保険の付いたカードを何枚か持っていますが、 その場合の補償はどのようになりますか?

A: (死亡・後遺障害保険金)
複数のカード自動付帯保険から同時に保険金が支払われる場合には、それらのうち最も高い保険金額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。 ただし、個人カードをお持ちの方が他に法人カードをお持ちの場合には、按分の対象とならないこともございます。

(その他の保険金)
複数のカード自動付帯保険から同時に保険金が支払われる場合には、それらの保険金額を合算した範囲内実際の損害額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。ただし、1回の事故について限度額がある場合は、この金額が上限となります。

死亡・後遺障害保険金以外の補償は、別扱いのようですね。
たどってみると同じ保険会社の保険だったので・・・という可能性もあるので、旅行前に必ず確認してみましょう。
整理整頓をすれば、きっと節約ができます。


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