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某歌舞伎役者の奥さまの近況をニュースが騒がせていますが、他人ごととしてスルーしてはダメだと考える国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。
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5歳と3歳のお子さんがいて、人生これからという時の診断。
風邪をひいている暇さえないと言われるこの時期のママですから、私も言葉を失うくらいの状況だと思います。

6月の会見時、通院で抗がん剤治療を受けているとのことでした。
最近ではご入院されているようですが、【通院】で【抗がん剤】というのは【保障を設計する側】の人間としては、いろいろと考えざるを得ない状況です。

一般的な医療保険、入院給付金と手術給付金程度の医療保険であれば、聞いてしまえば絶句するくらいのサポート体制となってしまいます。

入院給付金は、文字どおり入院しないと(医療保険から)お金のサポートはありません。
手術給付金も、文字どおり手術しないと(医療保険から)お金のサポートはありません。

「通院給付金の保障を付けているよ!?」
そんな声もあるかと思いますが、日数無制限で保障されるわけでもなく、その金額も交通費程度で消えてしまう程度の金額でしかないのが(多くの方の)現状です。

その抗がん剤、いくらくらいの費用がかかるの??? という話も重要です。
もちろんですが、薬価の高い安いがあり、その回数によって自己負担の額は変わります。

夢の新薬か亡国の劇薬か
http://mainichi.jp/articles/20160729/dog/00m/020/002000c

年間3500万円の価格で健康保険を破壊すると話題になったので、ご存知な方も多いと思います。
単純に12で割ると、約300万円。

健康保険の高額療養費制度のマックス張り付きな状況が簡単に予想できます。

この薬は極端な例かもしれませんが【高額療養費制度のマックス】で考えていくと「すぐに該当しそう」なレベルにあります。

そして抗がん剤のことに戻しますね。
副作用を抑えるコントロールがしやすくなったこともあり、外来=通院で抗がん剤治療をするケースが増えているようです。

上記にも書いたように、「外来による抗がん剤治療」では一般的な医療保険『入院給付金』『手術給付金』からの給付金は期待できません。

私もそうですし、
これを読んでいる皆さんもそう、
そして、某歌舞伎役者の奥さまも同じ考えであったように

「まさか、私が・・・」という状況。

ひとつだけ言えることは、5年後・10年後を考えれば、医療技術は進んでいることでしょう。
5年後・10年後、皆さんも確実に年を重ねていることでしょう。

「外来による抗がん剤治療」
この意味を少し考えて行く必要があると思います。

明日は「がん保険に加入しているならば?」について触れてみたいと思います。


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