スポンサーサイト



先日「日本円建ての生命保険」と「米ドル建ての生命保険」を比べてご提案したのですが、驚くべき違いがあったのでブログに書くぞ〜と考え、こうやって書いている国民健康保険料削減コンサル&生命保険代理店asimomy店長の矢口です。

実に興味深かったです。
年齢や性別、保険会社といった詳細の記載はできませんが・・・

日本円ベースの終身保険や養老保険、個人年金保険や学資保険などの貯蓄系保険ですが、販売が終了したり、大幅値上げになってしまったことはこれまでも書いてきました。

これは、マイナス金利の影響も関係があり、長期金利(国債利回り)が低下していることが大きく関係しております。
一方のアメリカですが、景気も好調で、金利も上昇傾向にあります。

4月5日夕方時点での金利は・・・

日本国債10年物 0.05%
米国国債10年物 2.35%

これは瞬間的な数字を切り取ったに過ぎませんが、日本の長期金利を上回るのが米国国債となります。

当然ですが、生命保険の保険料(掛け金)を決める重要な要素になってきます。

そして「終身保険」を提案する機会があった過日。

円建ての終身保険300万円
米ドル建ての終身保険3万米ドル の比較です。

3万米ドルの保険料を円換算する際、163.59円/米ドルになってバランスが取れる計算となりました。
163.59円/米ドルということは、3万米ドルは約490万円相当であることも書いておきますね。

損得の判断は読者の皆さんにお任せしますが、一考の価値がある内容だと思います。

デメリット・リスクも存在します。
日本円に両替する際、円高の状況であれば「為替差損」の影響を受ける可能性があります。
これは各自の相場観も関係してきますが、75円/米ドルのような時に慌てて両替しなくても良いかもしれません。

事実として、2011年10月31日に75.54円/米ドルという円高米ドル安を記録しました。
そして、2015年6月5日に125.85円/米ドルを付けました。

乱暴な言い方ですが、75円/米ドル代で無理やり両替せず、米ドルでそのまま保有すれば「戻る?」かもしれません。

保険会社に置いて据え置きするのではなく、米ドルで受け取ってしまった時も考えてみましょう。
先日も書きましたが、海外旅行などで米ドルを使う予定があれば、その米ドルをダイレクトに使える手当は先に済ませておくべきです。

必要にかられて「外貨預金を円に両替」するときは、為替の両替手数料が発生してしまいます。
これは店主の私が大嫌いな出費です(笑)

為替相場の常ですが、一気に両替するのではなく、タイミングを分散することでそのリスクを抑えることが可能となります。

日本円建ての設計書、米ドル建ての設計書。
比べてみるとどちらが得なのか、すぐにわかると思います。


★2024年 Webセミナー開催のお知らせ
円安の時代だからこそ、ゼロ円で行こう沖縄へ〜基本編〜