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現在中学校3年生の次男ですが、運命を左右する期末テストを迎えます。この期末テストが終われば、内申点が決まっていくわけで、都立高校入試の3割のウエイトとなるので内申点は無視できません。

勉強自体は子どもたちがやるので、親の私は応援するくらいしかできません。

で、調べていたら面白いものを見つけたので、研究を進めていたりします。

内申点について

選抜方法

学力検査と調査書点(内申点)を元に満点が1,000点になるように換算する。

都立高校の学力検査と調査書の比率は7:3なので、学力検査の得点は700点調査書点(内申点)は300点満点となり、総合成績の上位から順に合格となる。

調査書点数の計算方法

① いわゆる換算内申の点数を計算する

英+数+国+理+社+(音楽+美術+技術・家庭+保健体育)×2

満点は65ポイント。

5教科の満点は5×5=25、副教科の満点は5×4×2=40、計65ポイント

オール3さんの場合は、3×5+(3×4×2)=39となります。

②65ポイントが満点=300点。

オール5さんは300点、オール3さんは180点。これらが本番テストと合算されることになります。

39点÷65点×300点=180点 

東京都の「平均さん」の内申点は過去分は見られる

小学校6年になる頃には「保護者」として見ておきたかった公開資料の存在

私のように、中3の今頃になってやっと知ったこの資料の存在。これから「公立中学校に進学」するお子さんの親御さんは知っておいても損はない資料だと思います。

都内公立中学校第3学年及び義務教育学校第9学年(令和2年12月31日現在)の評定状況の調査結果について

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/25/17.html

東京都 教育庁 2021年3月25日報道発表

東京都の「平均さん」の換算内申は39

普通に考えればその通りなのかもしれませんが、オール3の「39」が「平均さん」の成績のようでした。

ただ、小数点以下も眺めていくと「2に近い3」「4に近い3」もわかります。

例えば「美術」について、東京都の「平均さん」は「3.4」

4以上の成績を取った子が40.3%3以上の成績を取った子が89.5%

逆を言うと、2以下を取った子は約10%ということだったようです。

開示請求をすれば、学校名を実名で知ることができる

段々と面白くなってしまった私なので、現在東京都に対して「情報を教えて」と開示請求をやってます。

2週間程度もすれば、学校名付きの資料が届くと思われます。ご興味がある方がいたら、開示請求をやるといいかと思います。現時点で「小学校5年生の親御さん」は見ておくと中学3年生の時に思うところが出てくるかもしれませんね。

現在、荒川区を研究中(笑)

「平均さん」の姿を数値化することからわかることってあると思います。

「平均さんの内申点」によって、学校間の学力レベルの差がわかるかと。

大前提として、A中学校の「3」だった学力の子は、B中学校に通ってたとしても「3」である。

都立高校の入試という「戦い」の大前提ですから、子どもに対し「不当にアシストする中学校」「不当にハンデを与える中学校」はないはずです。

学力レベルが高い学校:「平均さんは4に近い3」が「平均さん」像

学力レベルが低い学校:「平均さんは2に近い3」が「平均さん」像

◯◯中学校は、東京都平均に対し、内申点は上か・下か?

各教科の区内でのランキング・総合点ランキングもつけてみようと思ってますし、「何じゃこれ?」的なモノも見えてますので、その辺も調べていこうと思います。

◯◯中学校の「●●(教科)の先生が付ける内申点」、もしも異常な傾向がデータとして出たならば、私個人的には「その中学校には通わせたくない」となったかも。

区内の他中学校と比べ、「1」を多く付けた中学校、「5」が少なかった中学校、「2」が多かった中学校等々。

荒川区立の某中学校。

美術で「5」の生徒はたった1%?

多くの教科で10%以上も「1」?  

その中学校では「問題」が起こっていたのでしょうが、通っていなければそんなことは知ることもありません。

私からすると「通学を避けたい中学校」という印象、現時点でが具体的な学校名は知りませんが率直な感想です。


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